926 :おさかなくわえた名無しさん 2003/10/07(火) 02:13:00 ID:/VtBL++5
都営地下鉄で。席はほぼ埋まっており立っている人もまばらにいる状態。私が
座ってるすぐ隣の座席が1人分ほどあいてました。

ある駅でピシッとスーツを着た白人男女2人組がのってきた。イギリスなまり。
ちょうど私の前に立って何やら仕事の話をしている様子、しばらくして
男「ここ座りなよ。今日は疲れたでしょう」
女「座りたいのはやまやまだけれど…」(座席を見渡し肩をすくめる)
「なーんだよまだ慣れないの? 彼らは無害だよ、ジロジロ見てくるだけで何も
しない。座っても平気さ」
「フン、そんなこと心配してないわよ。ただ有色人種のニオイがうつりそうで」
「そんなこったろうと思った、俺だって最初はそう思ったよ」
2人でゲラゲラ笑い出した。
それ以前の会話からも私たち黄色人種を馬鹿にした言葉がポンポン出ていて不快
だったあげく男がこんなことを言う。
「じゃあもっと臭わない車両に行こう、君が気にせず座れるように」

は? 黙ってりゃ言いたいこと言いやがってふざけてろよ毛唐が、と思った瞬間、
「ああ良かった!!あなたがたのクッサイ香水をにおわずにいられるならこちらから
お礼を言わせてもらうわ!」
と、言っていた。私が。ニッコリ笑顔withカタコト英語で。
ギョッとしてる彼らに「どうしたのー? あっちの車両のほうがすいてるよ、ほら!
それとも後ろの車両の方があなたたちは好きかしらね(ニコニコ)」
などと怪しい英語で話しかけつづけたら、その2人組は気味悪そうに別の車両に
移動して次の駅でおりていきました。

居合せた人から見たら、私は気持悪い人間だろうなあと肩身狭くしてたら、
知らないおばさんが「よくやってくれたわね」と声をかけてくれた。
涙が出そうになった。