624 :名無しさん@おーぷん 2016/12/30(金) 09:27:14 ID:JS7
私の反抗期は15下の弟の誕生で収まった
母も私も気が強くて、いちいち反発しては言い合いになってたけど、
生まれた直後のある日、声をかけたら暗い瞳で見られた
その時だけは神がかりのように母の言いたいことが分かった

責められる、と思ったんだと思う

その日、朝食の用意ができなかった
妊娠した時点で、弱り始めた母に私はもう何も言わなくなってて、
声をかけた理由は別だったんだけど母はそうは取らなかったみたい
妊娠前に起きてたことがもう一度起こると懸念したんだろう

私が責めて、また言い合いになる
そういう想像を今の体調に重ねて絶望した目

あ、これ以上負担掛けたら終わるわって何か口を開かれる前に言った
「手伝うので私でもできることを教えてほしい、
一時的に負担は増すだろうけどやり方さえ覚えれば、家事ぐらいもうできると思うので役に立てると思う
落ち着くまで言うことに逆らわないから何でも言って」
正直母が怖いがためのその場しのぎだったけど、口に出した以上腹をくくるつもりだった

これまでの私と180度違う事を言い出したから
母はマジか見たいな目をしてたけど、帰宅後丁寧にやることと手順を教えてくれて、
分からなくなってもいつでも見れるようにルーズリーフにも書いてくれた

きちんとできるか不安だったけど手伝っていくうちに分からないことや
まだ自分じゃどうにもできないことを母に聞いたり頼ったりして、自分がまだまだ子供だと気づいたんだと思う
そこで反抗期は終わった

どうしても済ませなきゃいけない用事があるから、
いつでもかけていいからってケータイ握らされて、数時間弟と二人っきりで留守番させられ
あわあわしながらひたすら母の帰りを待ってた自分は反抗する資格もないような餓鬼だったと今は思う

母は私の豹変を「怪獣が脱皮して忠犬になった」って良く分からない表現してて
弟がこれから反抗期迎えたらもう一人産むわってたまに冗談を言う
弟の誕生から変わったからブラコン見たく思われてるけど、あの時の母にぞっとした事が原因だとはとても言えない