40: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/05/28(土) 22:54:52.21
女学校の卒業も近いというある日。
学校から帰ってくると、なんか家に親戚一同と知らない人たちがいっぱい。
軍服の若くてハンサムな海軍士官さまとそのご一族らしい方々。
お酒など飲みながら「日取りはいつにします・・」なんて話の真っ最中。
邪魔にならないように隅っこで母親にそっと聞きましたとさ。
「この人たち誰なの?」
「結婚式の相談に来たんだよ」
「誰の結婚式?」
「お前のだよ」
部屋のみんなが話やめてこっち見た。顔が真っ赤になるのがわかった。
い、いきなり見たことない人と結婚すんの? 私が?
あまりの突然さにドギモ抜かれて泣きそうになった 。
なんて話をしてくれた祖母が90歳で亡くなってもう何年か。
でもこの話をしてくれたとき、祖母の頬はまぎれもなく紅く染まったんでした 。
学校から帰ってくると、なんか家に親戚一同と知らない人たちがいっぱい。
軍服の若くてハンサムな海軍士官さまとそのご一族らしい方々。
お酒など飲みながら「日取りはいつにします・・」なんて話の真っ最中。
邪魔にならないように隅っこで母親にそっと聞きましたとさ。
「この人たち誰なの?」
「結婚式の相談に来たんだよ」
「誰の結婚式?」
「お前のだよ」
部屋のみんなが話やめてこっち見た。顔が真っ赤になるのがわかった。
い、いきなり見たことない人と結婚すんの? 私が?
あまりの突然さにドギモ抜かれて泣きそうになった 。
なんて話をしてくれた祖母が90歳で亡くなってもう何年か。
でもこの話をしてくれたとき、祖母の頬はまぎれもなく紅く染まったんでした 。